祝 創立100周年
成功のうちに幕。ご協力ご支援ありがとうございました。
2023年11月5日(日)記念式典と祝賀会が開催されました。式典は、開会のあいさつ、校旗入場から始まり、主催者挨拶、来賓祝辞と厳粛に行われました。
記念講演は、早田講師自身の小中学生のころの生活や高校生時代の日記をスライド上映され、在校生にとって、勉強方法・進路選択などに大変参考になるお話と励ましの言葉をいただきました。
最後に、吹奏楽部、チアリーダー部、ダンス部により生徒パフォーマンスが行われ、大変な盛り上がりを見せて終了しました。
『下館一高創立百周年に向けて』
下館一高・附属中学校百周年記念事業実行委員長 林 廣明
私たちの母校である茨城県立下館第一高等学校の歴史を顧みますと、大正11年12月、「茨城県下館商業学校」として創立し、昭和3年4月に茨城県に移管され、その後の制度改革等により校名や学科の変更がありましたが、戦後の学制改革により高等学校に転換され、昭和24年4月に現在の「茨城県立下館第一高等学校」の校名に改められました。この間、下館一高は数多くの有為な人材を世に送り出すとともに、社会の発展に多大なる貢献をしてまいりました。
平成25年11月16日、下館一高創立90周年記念式典が開催され、盛会のうちに記念式典は開会致しましたが、閉会後、実行委員長の中山喜一郎紫西同窓会長から私たち同窓会役員に、来るべき2025年の下館一高創立100周年記念事業に向けて頑張るようにとの励ましの言葉を頂きました。
平成31年2月10日、下館紫西同窓会が開催され、下館一高創立100周年記念事業についての主な事業として、記念式典、記念事業及び記念誌発行等が提案されました。その後「創立百周年記念事業実行委員会」が組織され、令和5年(2023年)に向けて準備がすすめられました。
しかし、100周年記念事業を準備するについて、令和2年に大きな問題が発生したのです。それは、全世界の人々に大きな被害を及ぼしましたコロナ禍です。
このような大惨事になるとは誰れも予想することは出来なかったと思います。
そのような状況の中、私たちの母校下館一高は令和2年4月から中高一貫教育制度が導入されましたが、新入生及び在校生の皆さんはこのような厳しい環境にも負けず、勉学に励んでいるとのことでした。
創立100年を迎える機会を一つの契機として紫西同窓会の支部設立が提案され、準備をしましたところ、令和3年8月、下館紫西同窓会筑西市役所支部、令和4年2月、下館紫西同窓会筑西支部が設立され、同年10月22日、下館紫西同窓会結城支部及び同桜川支部設立幹事会が開かれました。
支部創立の準備会が何度もコロナ禍の影響で延期になりましたが、各支部会員の熱意と努力により設立されましたことに深く感謝致しております。
百周年記念事業の一環として、令和3年9月2日、「運動場夜間照明装置の設置機」が完成致しました。下館一高運動場の夜間照明等が老朽化したため、夕方の部活動の実施や日照時間が短い時期の生徒の安全等を考慮し夜間照明装置を設置致しましたところ、生徒の部活動が一層活発になったと聞いております。
令和4年12月4日、下館一高100周年記念事業の第3回の実行委員会が開催され、百周年記念式典、同記念誌、同モニュメント、同茨城新聞広告の進捗、教育活動支援基金等の状況が報告され各事業の詳細についての議論が交わされました。
以上百周年記念事業に関する経緯を報告致しましたが、最後に令和5年(2023年)11月5日(日)開催の茨城県立下館第一高等学校創立百周年記念式典の成功に向けて学校、下館紫西同窓会、PTA及び生徒が母校の百周年記念事業に関われたことに感謝し、こころを協せ目標に向かって前進する決意でおります。
『ごあいさつ』
第34代高校校長・第3代中学校長 奈良由紀子
本校は1923年(大正12年)に開校し、学科の改編や令和2年の附属中学の開設を経て、今年度創立100年を迎えます。この100年という長い伝統の中で、常に国や地域にリーダーとなる有為な人材を送り続けてきた学校です。自主自立の精神を有し、地域のリーダーや国際社会で活躍する人財育成のために、生徒と教職員がともに学び合う学校を目指しております。
また、地域や大学・企業をはじめとする外部の関係機関と連携して、将来に備えたグローカルな探究的な学習や体験活動等を実施しています。生徒同士で、あるいは多様な他者と協働しながら、新しい時代に必要となる資質・能力の育成に努めております。今後、予測困難な社会においては、自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、自ら判断して行動し、よりよい社会や人生を切り拓いていく力が求められます。「自分の想像を超える自分に出会う」ために、生徒たちが自分自身の可能性を信じて挑戦し続ける姿を応援していきたいと考えています。学校とは歴史と伝統を年輪のごとく刻んでいくものであり、創立100周年を迎え、「地域に誇れる学校 地域が誇る学校 地域になくてはならない学校」として発展し続けるよう、誠心誠意努めて参りたいと思っております。
ぜひとも、卒業生はじめ関係各位の皆様の深いご理解と温かいご支援を、下館第一高等学校・附属中学校にお寄せくださいますよう、お願い申し上げましてご挨拶といたします。
令和5年12月 創立百周年記念誌「花かぐはし」が完成しました。寄稿頂いた方々をはじめ、刊行に際してご協力頂きました皆様に深く感謝いたします。
皆様に本校の百年の歩みや魅力を「再認識」「再発見」していただける内容となっています。また、様々な企画で関係の方々にご協力をいただき、目で見てわかりやすく、最後まで楽しんでいただけるように懐かしい写真も数多く盛り込みました。
本誌は本校事務室にて販売しております。※窓口販売のみとなっております。ご了承下さい。
1 グラウンド夜間照明
百周年記念事業の一環として、令和3年9月2日、「運動場夜間照明装置の設置機」が完成致しました。LED照明により、省エネ・高輝度の明るさで大変活用されています。
2 記念モニュメント
10月10日(火)、創立100周年記念モニュメントの除幕式を行いました。林実行委員長のあいさつで始まり、校長先生、同窓会役員、一高・附属中の生徒会の皆さんにより、紅白の綱が引かれ布が外されました。
その後、校長先生のあいさつ、生徒代表のあいさつと記念写真の撮影を行いました。桜川市の有限会社 渡辺石材工業殿により素晴らしいモニュメントが完成披露されました。
平日のみ 8:00~17:30
茨城県筑西市下中山590
TEL 0296-24-6344
FAX 0296-25-4673