校長室だより 1月21日
スキー部全国大会出場 表彰式と壮行会を行いました
以下壮行会での校長挨拶です。

 
1年女子スキー部新沢さんが全国高校総体兼全国・関東高校スキー競技会茨城県大会2種目で2位になり、この度全国大会に出場することになりました。全国大会は2月上旬に岩手県の安比高原スキー場で行われる予定です。
 彼女が出場する種目は、ジャイアントスラロームとスラロームでオリンピック種目にもなっています。この競技の最大斜度は30°を超えるそうです。滑っている間は恐怖心との戦いもあるだろうし、競技で怪我をしたこともあると思います。スキーやスノーボードをやったことがある人はわかると思いますが、30°という斜度は真下に滑り降りる感じですね。そのような斜面では時速4~50Km出るのではないかということです。今度北京オリンピックがありますから、テレビなどでどういう競技なのか見てください。
 この競技は、雪国の高校が絶対的に有利ですが、新沢さんは毎週末は長野県菅平で練習し、冬休みはずっと菅平で合宿をしていたそうです。学校がある日はスポーツジムで走ったり、筋トレをしたり泳いだりするそうです。
 ぜひ大会では持てる力を発揮して下さい。健闘を祈ります。
校長室だより 11月1日
青空対話議会の様子
茨城県議会「県民との青空対話議会」に参加しました。

 10月30日に茨城大学で行われた茨城県議会「県民との青空対話議会」に本校2年生の小田部君が招待されましたので、見学してきました。
 本校は、「茨探」を主催する茨城大学の馬渡教授のゼミと「総合的な探究の時間」の一部を連携して行っています。そして県議会はこの「茨探」を後援しているという関係もあり、本校の生徒が招待されました。
 この「青空対話議会」には、県議会の議長さんや副議長さん、各委員会の委員長・副委員長の議員の方々14名と、茨城大学生3名、県内の高校生3名が参加しました。小田部君はコロナ禍での学びの現状や課題、様々な社会問題、将来の希望等について素晴らしい発表をしました。あわせて、選挙における投票率の低さについても問われ、本校のアンケート結果を紹介しながら意見陳述もしました。参加したどの高校生の意見もとても素晴らしく議員の方々も感心していました。この様子は10月31日の茨城新聞にも取り上げられ、小田部君は名前入りで掲載されています。
校長室だより 10月26日
生徒会役員任命式生徒会役員任命式
本日、昼休みに校長室で新生徒会役員に任命状を手交しました。
彼らには、「生徒一人一人が楽しい学校生活を送れるように努力してください」と伝えました。
以下は立ち会い演説会での校長挨拶です。

みなさん,こんにちは
 今日は生徒会役員立ち会い演説会です。昨年同様、体育館での一同に会しての集会はできないのは残念です。何か物足りない気がしますが,新しい生活様式の一部と考えればしかたがないのかもしれません。 挨拶にあたり、まず最初に触れておきたいのは,これまで生徒会として1年間活動してくれた前生徒会役員の皆さんに謝意を表したいと思います。昨年から続くコロナ禍の状況で,行事のことや,新型コロナウイルスの感染防止に関する啓発活動など様々な事を考えてくれました。また、執行部と協力して新しい時代の文化祭を模索し成功を収めてくれました。前会長はじめ役員の皆様ご苦労様でした。
 さて、今回は8人の定員に対して7人の生徒たちが立候補しました。定員に満たないことに関しては非常に残念としか言いようがありません。高校生は忙しいです。特に進学校の生徒は、まず自分の進路を考え勉強を頑張らなければなりません。それに加えて部活動もあります。そして生徒会となると寝る時間を惜しんで、という時期もあるかもしれません。しかし、二度とない高校時代はそれくらいでないと面白くありません。生徒会役員をすることで、人と違った経験をする、人のために何かをし、自分の属する組織に貢献する、リーダーシップを学ぶ、といった人にはできない経験ができるのです。私は、常々「二兎を追うものは一兎も得ず」ではなく、「三兎を追って三兎を得なさい」と皆さんに言ってます。三兎とは、勉強、部活動、学校行事です。今回立候補をしなかった生徒諸君、今後クラスや行事で自分の属する組織のために何ができるのか、貢献できるのかを考え生活していただきたい。 今回、立候補した7名の生徒諸君、生徒会の役員に立候補したということは,この下館一高のことをよく考え,より充実したすばらしい学校にしたいという気持ちを強く持っているからだと思います。本校には中学生もいるので、中学生のことも考え,彼らと共に生徒会活動を行っていかなければならないと思います。立候補したみなさんの勇気と意志に敬意を表したいと思います。
 今回立候補した諸君には,知識や情報を得るだけでなく,それらを活用し,意見をまとめ,他と協働しながらよりよい学校を,そして楽しい充実した学校生活を築くために活動していって欲しいと思います。生徒会役員に一番言いたいことは教師に甘えることなく,自分たちで考え判断し,適切に行動してほしい,その発言と行動で生徒たちが主体的に動くようなリーダーシップが欲しい,そして学校を変えていって欲しいと思います。
 有権者である生徒の皆さんに望むことが2つあります。1つは彼らの主張が適切なのかどうかを見極めて欲しい。そのために,彼らの主張が現状を正しく分析し,課題を適切に捉えているかどうかです。同時に当選後,彼ら生徒会がどういう活動をしているのかに注目していく事が大事です。2つ目は自分たちの楽しく充実した学校生活を送るために,生徒会まかせでなく,一人一人が学校をよくするために,自分に何ができるのかをしっかり考えて欲しいということです。最後に昨年と同様、かつてのアメリカ大統領J.F.ケネディの言葉を一部変えて皆さんに伝えたい。Ask not what your school can do for you; ask what you can do for your school.
 生徒諸君もこの精神でお願いします。
  以上で挨拶とします。
校長室だより 10月14日
陸上部関東大会出場壮行会
 10月14日朝のSHRの時間を利用して、関東大会に出場する陸上部の壮行会が放送で行われました。
(*生徒氏名については姓だけで記載しました)

関東大会出場壮行会 校長挨拶 R3.10.14
 陸上競技部2年廣瀬君、そして1年古澤君今年度茨城県で開催される関東高校新人大会出場おめでとうございます。
 廣瀬君は競歩の5000メートルに出場します。今年オリンピックがあって皆さんもテレビで競歩を見たかもしれません。ルールなどはネットで手軽に調べられる時代ですから是非調べてみてください。彼は高校から陸上を始めて最初は1500M走に取り組んでいましたが、昔から興味があったので競歩に転向したそうです。普段の練習はゆっくり歩いてフォームを確認したり、早く歩いてスピードを付ける練習をしたりと工夫をして練習しているそうです。長い距離を歩くときは五行川沿いのコースを下館北中の近くまで歩くそうです。目標タイムは27分を切ることと私に語ってくれました。私の走るタイムより速いです。是非大会では持てる力を発揮して自己ベスト更新を目指してください。健闘を祈っています。
 古澤君は1年生ながら出場を決めました。彼も高校から陸上競技を始めました。砲丸投げに出場しますが、砲丸は皆さんどのくらいの重さか想像できますか。6Kgあるそうです。自己ベストは10M41cmだそうです。関東大会では自己ベスト更新を目指します。本校陸上部では投擲種目をやるのは彼以外にもう一人しかいないそうで、練習も工夫していると語ってくれました。他のトラック種目の人たちと一緒にやるときには、サーキットトレーニングや体幹トレーニングを、彼らが校外で練習しているときにはウエイトトレーニングや走り込み・投げ込みをしているそうです。廣瀬君同様持てる力を発揮して自己ベスト更新を目指してください。健闘を祈っています。
校長室だより 10月5日
ライフル射撃部表彰ライフル射撃部表彰
 ライフル射撃部がまた優秀な成績を残し表彰しました。
 3年の荒山さん、山本さん、竹村さんの3人がエアライフル立射40発という種目で全国高校大会で4位になりました。ライフル射撃部として全国大会での入賞はここ10年程なかったことだそうです。最後の大会で素晴らしい成績を残してくれました。また、ビームピストル60発で菅原さんが県大会で優勝しました。この種目は残念ながら全国大会がなかったそうです。しかしながら、県内の並みいる強豪たちを抑えて優勝したことに賞賛を送ります。
表彰式の様子 ライフル射撃部の生徒たちは、練習は真壁の射撃場まで学校が終わってから行き、木金は夜の練習、そして土日は昼間の練習と、限られた練習時間の中で栄冠を勝ち取りました。3年生の他の生徒同様これから受験の日々が続きますが頑張ってください。
 この場を借りて本校の高校3年生諸君、ライフル射撃部に続き受験で栄冠を勝ち取ることを祈っています。
校長室だより 10月4日
10月4日登校風景令和3年度後期開始
 夏休み後も休校が続き、結局9月いっぱいリモート授業、そして分散登校と、5学年そろっての登校ができずにいました。そしていよいよ10月1日から全学年がそろっての新学期が始まる予定でした。
 しかし、突然の台風により、附属中は筑西市近隣の中学校に合わせて休校にしました。残念ながら1日は高校生だけの登校になりました。
 休校期間中は、生徒諸君は家庭において体育や芸術も含めたリモート授業を頑張ってくれたと思います。先生方も創意工夫をこらしリモート授業を行いました。でも、先生方と対面でやる授業は、そこにしかない緊張感やクラスの連帯感などがあります。生徒諸君は学校に来て友達や先生に会える喜びを感じていると思います。
 学校行事に関しては、館力マッチは中止になってしましましたが、この後も様々な学校行事は予定されています。一度しかない中学・高校生活ですから、一人一人が感染予防策を講じながら、学校生活を送ってほしいと思います。
校長室だより 7月20日
 この度、本校を1971年3月に卒業した山中孝春様から、ご芳志10万円を頂戴しました。誠にありがとうございます。学校行事の際に用いるテントが不足していたので、それに使わせていただきます。
 山中様は、自分の卒業した小学校、中学校、そして高校に寄付をされている旨を伺いました。中々できることではないと思います。山中さんの思いに応えられるよう、後輩でもある生徒たちには精一杯の学校生活を送らせたいと思います。
 山中様ありがとうございました。

<写真:贈呈式を行いました。校長から感謝状、生徒会長から感謝の言葉をお送りしました。>
校長室だより 7月12日
水泳部3年鈴木さん、1年大橋さん関東大会出場!
 今年度に入って、何回も表彰式を行いました(関東大会以上)。今回は水泳部です。3年の鈴木さんは女子800M自由形で、1年の大橋さんは男子200M平泳ぎで、それぞれ茨城県大会で入賞し、関東大会出場を決めました。
 2人とも同じスイミングクラブに通っているそうです。「練習はどういう感じでやっているの」と尋ねると、月曜日を除く週6日(日曜は2部練習の日もあるそうですが)練習し、1回に泳ぐ距離は平均して5,000Mから6,000M、時には7,000M泳ぐ日もあるそうです。私も水泳をやっていたので大変さはわかります。
 鈴木さんは、大学に進学したら競技からは引退するそうで、これが最後の大会になるかもしれないということです。大橋さんはまだ1年生での関東出場ですから、今後も楽しみですね。2人ともベストを尽くして頑張ってきてください。
 
 おめでとうございました!
校長室だより 6月23日
放送部3年浅野さん全国大会出場
 文化部でも全国大会出場者がでました。今日昼休みに、茨城県高等学校放送コンテストアナウンス部門兼NHK杯全国放送コンテスト県予選の表彰式を校長室で行いました。今日、浅野さんと初めて会い話をして、「校内放送でいつも美しい声で滑舌よくアナウンスしている生徒だ。」と気がつきました。
 全国大会でも入賞を願っています。高校時代の良い思い出になりましたね。
 
 おめでとうございました!
校長室だより 6月11日
七曜祭
6月10日、11日 第42回文化祭が開催されました。  
今回はコロナ禍ということで、3密を避け、全員が感染症対策を徹底して行い、観客を入れずに開催しました。体育館でのクラスや有志団体のパフォーマンスは、体育館に入れる人数を制限し、オンラインにより教室等で観覧できることにしました。また、クラスごとの企画や文化部の発表は工夫を凝らし、運営、展示が行われました。執行部をはじめ生徒会、全ての生徒諸君の努力は素晴らしいと思いました。
以下は開祭式での校長挨拶です。

七曜祭開催にあたって
  おはようございます。待ちに待った2年に1度の七曜祭がいよいよやってきました。3年生にとっては最後の文化祭です。それ以外の高校生、そして中学生にとっては,はじめての経験です。
   まずは,これまでに準備にあたってこられた執行部・実行委員の皆さん,生徒会の皆さん,そして,特活部の先生方にお礼を申し上げます。
 ごらんのとおり,素晴らしい天気です。まさしく皆さんの日頃の心がけの良さが,この天気をもたらしたと思います。
 今回の七曜祭のテーマは,「Share your vision  みんなで築き上げる未来」です。今回の七曜祭は,コロナ禍の状況での開催になりました。42回を数える本校の文化祭の歴史の中でも初めて観客なしでのものとなります。未来の明るい見通しが中々見えない中ではありますが、こんな状況がいつまでも続くわけではないと確信しています。今こそ若い君たちのエネルギーを爆発させて、本校の、日本の、そして世界の輝かしい未来のために英知を結集して頑張っていきましょう。
私はよく、「三兎を追うものは三兎を得る」と言っています。学校生活における三兎とは、勉強、部活動、そして学校行事等です。勉強だけでないそれ以外のことにもぜひ全力でチャレンジしてください。そして高校3年生は最後の文化祭を完全燃焼して下さい。それがこの後の受験勉強にも絶対つながります。高校1、2年生、そして中学生は先輩方が築き上げてきた今回の文化祭を今後さらにもっとよくしていくという気持ちで文化祭を盛り上げましょう。それこそが「みんなで築き上げる未来」の名前にふさわしいものとなります。
校長室だより 5月25日
生徒総会がオンラインで行われました

オンライン生徒総会今年も、生徒総会は対面で行うことができませんでした。しかし、係の先生方の努力により、オンラインで各教室に配信されました。対面での開催とはなりませんでしたが、生徒会長他役員の顔が見ることができ、よかったと思います。以下校長挨拶文です。

こんにちは
今日は生徒総会です。この会議は、生徒会役員が中心となって決めたことを、生徒全員に報告して、その方針で今年度の生徒会活動を進めて良いかどうかを審議する大切な会議です。
  生徒会活動とは、生徒会役員や行事の実行委員だけでやるものではありません。生徒会とは生徒全員が会員です。全生徒が参加して、みんなで支え合って行うものです。
  今こそ、この状況下で生徒諸君が学校のために、お互いのために「支えあう」ことが大事なのではないでしょうか。今年度は来月10日,11日に開催される七曜祭を始めとするいくつかの行事が、例年とは違う形で企画運営されなければなりません。また、行事ばかりでなく、部活動,また日頃の学校生活の中にも,感染症に注意しながら生徒一人ひとりが活躍する場がたくさんあるはずです。ですから大切なのは,生徒ひとり一人がみんなのために,学校のために,何ができるのかを考え行動することです。
  今年度、生徒会役員や執行部の皆さんは、先生方の指示を待つだけではなく,自分たちで考え,工夫して積極的に活動し、全生徒を引っ張っていってくれています。例えば、文化祭の食事提供のことを考えて、昼休みの昼食の取り方について、注意して回ってくれていますね。素晴らしいことだと思っています。ただ、皆さん一人一人はこのような生徒会の活動をきちんと理解して、協力してくれていますか。
  繰り返しになりますが、一人一人が自分の行動に責任を持ち、この下館一高を,生徒会活動で盛り上げて,より元気で素晴らしい学校にしましょう。以上で挨拶とします。
校長室だより 5月28日

関東大会壮行会

 5月28日朝のSHRの時間を利用して、関東大会に出場する部活動の壮行会が放送で行われました。

(*生徒氏名については姓だけで記載しました)


関東大会出場壮行会 校長挨拶

 陸上競技部、ライフル射撃部、そして女子卓球部の関東大会出場おめでとうございます。

 まずは,陸上部の3年大場君,関東大会出場おめでとうございます。大場君は,県大会において110Mハードルで追い風参考記録ながら15.41の自己ベスト記録で4位に入りました。彼に聴いたところ110Mハードルはこの距離の間に、高さ106.7センチの10台のハードルがあるそうです。1m以上の高さを飛ぶのも大変だと思いますが、ハードル間を4歩で全てのハードルを飛ぶそうです。いかに大変なのかが想像できます。関東大会では是非悔いのない走りをしてきてください。

 次に,ライフル射撃部です。3年の荒山さん、3年山本さん、3年竹村さんの3人がエアライフル立射60発という種目で関東大会出場を勝ち取りました。併せて3人は団体でも出場を勝ち取りました。練習は真壁の射撃場まで学校が終わってから行かなければなりません。木金は夜の練習、そして土日は昼間の練習と、限られた練習時間の中で栄冠を勝ち取りました。個人種目、団体種目ともベストを尽くし頑張ってください。

 そして最後は卓球部です。女子団体で県予選6位に入り見事栄冠を勝ち取りました。3年西村さん他7名が団体戦に登録されているそうです。団体戦はシングルスが4試合、ダブルスが1試合だそうです。県西大会に優勝した時に西村さんと話した時には、部員は4名しかいなくて、ぎりぎりの登録人数だったのですが、その後1年生が6名入部したそうです。関東大会の目標はまず1勝することだそうです。新たな卓球部の伝統を作るつもりで頑張ってきてください。

 それぞれの部活の皆さんの健闘を祈っています。頑張ってきて下さい。

掲載場所:[学校案内]-[校長挨拶]
校長室だより 5月7日
卓球部女子団体関東大会出場!
 先週末に関東大会県予選が神栖市で行われました。本校女子卓球部は、団体で
県6位に入賞し、関東大会出場を勝ち取りました。今年度の関東大会は茨城県開催で6チーム出場できるとのことです。7日に報告に来てくれました。
 部員も4月の3年生1名、2年生2名、1年生1名の状態から、現在1年生が6名入部し、団体戦ぎりぎりの人数から脱却しました。
 是非、この後関東大会でも、持てる力を発揮して下さい。
 おめでとうございました!
校長室だより 4月19日
卓球部女子団体
卓球部女子ダブルス、団体県西大会優勝!
 先週末の関東大会県西地区予選がありました。本校女子卓球部は、ダブルスと団体で優勝し、今朝報告に来てくれました。
 部員は3年生1名、2年生2名、1年生1名のわずか4人です。団体戦のメンバーが4人なので、ぎりぎりの人数です。
 是非、この後行われる県大会でも、持てる力を発揮して関東大会出場を目指してほしいと思います。
 おめでとうございました!
掲載場所:[学校案内]-[校長挨拶]
校長室だより 4月12日
電子黒板で部活動紹介
部活動紹介 新入生のオリエンテーション期間です。今日は部活動紹介がありました。本校は運動部、文化部合わせて30近い部活があります。全国大会・関東大会に出場する部活もあります。また、文化部と運動部を兼務する生徒や、生徒会と部活動を兼務する生徒など、勉強だけでない高校生活を謳歌する生徒たちがたくさんいます。
 今日は、新入生向けに部活動の紹介がありました。昨年までであれば体育館に集合し、それぞれの部活動の代表者が新入生の前で直にPRしたり、実演をしてきました。ことしは「ミライタッチ」という電子黒板が全クラスに設置されたので、これを活用して部活動の紹介を行いました。新入生は教室に居ながらにして、部活動のPR動画を視聴することができました。新入生はぜひ部活に加入して下さい。本校をより一層活性化していきましょう。勉強との両立に悩むことがあるかもしれませんが、高校時代は勉強だけでなく、様々なことにチャレンジをして学校生活を楽しんでください。
「二兎を追うものは二兎を得る」のです。
校長室だより 4月7日
高校、附属中の入学式を行いました

入学式式辞の中で、次の3つについて入学生に対して言葉を贈りました。

 第一は、「学ぶ心」を作り上げてほしいと云うこと。何事にも問題意識を持って積極的に学ぶことが大切であり、そのためには謙虚さと我慢が必要である。情熱を持って語りかける教師の言葉に耳を傾けて、自分自身を高めていってほしい。
 第二には、夢を語り合える友を持つこと。生涯を通じて付き合っていける良き友人と切磋琢磨することで己を知り、自立に向けて努力してほしい。勉学、生徒会活動、ホームルーム活動、部活動、探究活動などを通じて自己確立を果たし、大人への第一歩を踏み出してほしい。
 第三は、「可能性に挑戦する」ということ。社会において果たすべき己の使命を自覚し、志を高く掲げ、学校が自分のために何をしてくれるのかを待つのではなく、自らできることは何かを考え行動すべき。一人ひとりのまだ磨かれていない能力を開花させるために努力することが、自分なりの答をだす道である。

入学生の学校生活が充実したものになるよう祈っています。
校長室だより 4月6日
新任式と始業式を行い、新クラス担任が発表になりました
新任式 今年度の定期異動により、本校発展に尽くされた先生方が異動され、新たに14名の先生方をお迎えし新任式を行いました。
 そして、始業式では「自律して自立する」という話を生徒にしました。このようなコロナ禍の状況下では、様々な制限があり、自分の進路や部活の大会などについての不安や焦りを持って、ストレスもたまります。しかし、こういう時こそ、自分を律する意味の自律の心を養ってほしいという趣旨です。
 また、勉強においては、「自立した学習者」を目指してくださいと話をしました。先生から課題を出されなければ勉強しないとか、塾に行かないと何の勉強をしたらいいかわからない等、他人の指示待ちの勉強では高校入試では通用しても大学入試では通用しません。自分を客観視し、自ら行動することができることの重要性を伝えました。部活動でも同じことが言えると思います。「自立した競技者」ではない指示待ち人間の集団では団体競技は絶対に強くなれません。
 今年1年、貴重な中学高校の時期を有意義なものとなる願いを込めて話をしました。
校長室だより 4月2日
離任式と進路情報交換会を行いました
離任式 今年度第2号です。今年も本校の様子を伝えていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。
 今日は、まず午前中に、新高校2,3年生と新中学2年生が登校し、2年ぶりの離任式を行いました。3月31日の新聞に掲載されましたが、教員10名、事務職員2名の退職や転勤がありました。年度始めの多忙の中、4名の先生方が来てくださり、生徒に挨拶されました。4人の先生方のお話はどれも生徒たちの心に響いたと思いますが、共通して生徒に訴えかけていたのは、①「これからの人生、失敗を恐れず人生を切り開いていくこと、失敗から学ぶことで成長していくのだ」、②「チャレンジ精神を持って行動してほしい」という2点でした。離任される先生方、新しい職場でのご活躍をご祈念いたしております。
 午後は、この春卒業した生徒たちについての進路結果について情報交換会を行いました。これは、昨年度の入試結果を総括し、次年度以降の指導に活かしていくという趣旨で、学習進路部が主催して、毎年行われている本校教員の研修会です。この春卒業した学年は、入試制度の変更(共通テスト導入、英語民間テストの導入(結局取りやめ)、共通テストに記述問題の導入(結局取りやめ))に翻弄され続けてきた学年です。そんな中で今年卒業した生徒たちは全力を尽くして頑張ってくれたと思います。今年度3年生たちも昨年に引き続き頑張っていきます。館一を応援してくれている皆様よろしくお願いいたします。
校長室だより 4月1日

今年度第1号です
学校 今年も校長を務めます赤田部清浩です。今年度も本校の情報を発信していきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 年度初めにあたり、職員には次のような話をしました。

 

○育成すべき生徒像

現在の社会の状況を考えれば、「様々な変化に積極的に向き合い、多様な人々と協働して課題を解決する力や、新たな価値を創造する力を卒業までに身につけさせる」ということになる。
・その手立て
学びのスタイルを従来の知識習得重視型から課題解決重視型に転換する授業改善
(決して講義型で知識を注入することを否定するものではない。課題を解決する力や新たな価値を創造する力は、知識なしには成し遂げられない(バランスが肝要)。

○そして目指すべき教師像

専門教科における圧倒的な知識・技能と教養を持つというのはもちろんであるが、生徒をいかにやる気にさせるかというファシリテーターとしての役割を持つこと。さらに、教員もアップデートが求められるスキルを生徒や同僚達と共に学びながら身につける。生徒と共に学びつづけるアクティブラーナーとしての教員の姿こそが、生徒にとっての生き方のロールモデルとなる。
*生徒に「学年に尊敬する先生が少なくとも3人はいる」と答える生徒が100人超えることこそが各学年の目標であると思う。
○自立した学習者を育成するために
授業が第一。なんと言っても魅力的な(学力が身に付く)授業が第一である。しかし、館一はそれだけでなく特別活動等も重視したい。HR活動や生徒会活動、学校行事、探究活動(特別活動ではないが)は学校生活や地域社会をより良いものにしていくリーダーシップを育成したり、自立を強く促す活動である。「自分たちのことは自分たちで何とかする」というのが館一生徒の伝統であると思う。「不易と流行」というのがあるが、こういう精神的なバックボーンとなるものは残していく。勉強でも、生徒会活動でも、部活動でも、自分たちで考えさせる。いつかは手を離す時期が来る。過保護にならずに生徒を信じてやらせる。
・現在、タブレットや通信環境の整備が行われているが、日頃から生徒の学習意欲や自分で学習するスキルも併せて身につけさせなければならない。→ 自立した学習者を育てる。

○折れない心

・教員が館一生はこれくらいだろうという限界を持たない。先生方が生徒に対しそのような思いを持てば、生徒も自分の限界はこれくらい、と自分で決めてしまう。常に「全力でやったことの先にしか見えないものがある。高い山に登れば自ずと見える景色は違う」というチャレンジ精神を教えて欲しい。
・生徒は地元志向や安定志向が強まっている。若者が都会に流失し、地元に戻らないのも考えものだが、チャレンジ精神を持たずに「現状でしょうがない」、というマインドを少しでも改善したい。(チャレンジ精神、目標を高く)
そして
・今年も「一人一人を大事に」という姿勢を貫く。入学した生徒をどれだけ成長させたか、夢を実現させたか。

 

昨年に引き続き頑張っていきます。館一を応援してくれている皆様よろしくお願いいたします。


校長室だより 2月18日
茨城県医学部進学支援事業 医師による講演会
 医学部を目指す生徒たちのために、医師による講演会を行いました。講師の先生には、学校の近くにある県西糖尿病内分泌内科クリニック院長の槌田先生にお願いしました。先生は私の出身高校の後輩でもあり、知り合いでもあったというご縁で講演をお願いしました。コロナ禍という現在の状況下、非常に多忙な中、生徒たちのために熱弁を振るっていただきました。また、高校生向けの講座だったのですが、滅多にない機会だと思い中学生にも講演を聴いてもらうことにしました。
 印象に残った点は数々ありましたが、いくつか挙げるとすれば、
①医師になるまでの紆余曲折、特に大学受験の際の体験談(医学部入試の厳しさ)
②医師の仕事とはどういうものなのか(実際の仕事は知識よりも経験、臨床体験の重要性)
③医師のやりがい 
④医師になって良かったこと(社会貢献)
⑤コロナ状況下での医療
⑥医療技術の進歩(実際の遠隔手術の動画を見せていただきました)
⑦患者さんに対する思い、人と接すときの注意点
⑧医療従事者に求められる資質・能力とは
、等等、話題は多岐にわたりました。最後に生徒たちに向けて、「自分は優秀ではなかった。日々努力して、成功する可能性を上げること、諦めないことが大事」と締めくくられました。

漫画スラムダンクの安西先生の言葉「諦めたらそこで試合終了ですよ」という言葉も紹介されました。これから長い人生を歩む若者にとっての金言ですね。
校長室だより 1月21日
スキー部全国大会出場 表彰式を行いました
(今回は本人達の希望により写真は掲載しません)

 女子2名が全国高校総体兼全国・関東スキー競技会茨城県大会で1位と2位になり、1名が全国大会に出場します。全国大会は長野県で行われる予定ですが、開催されるかどうかは未定とのことです。
 2人がやっている種目は、ジャイアントスラロームというものでオリンピック種目にもなっています。アルペンスキーの中では、「滑降」に次いでスピードが出る種目です。「滑っている間は恐怖心との戦い。」「競技で怪我をしたこともある」と語ってくれました。
 この競技は、雪国の高校が絶対的に有利ですが、「できる精一杯の努力をしてくる」と話してくれました。健闘を祈ります。
校長室だより 1月8日
校舎校長講話
 皆さん、あけましておめでとう。新年に当たり話をしたいと思います。
未だに新型コロナウィルスの猛威は収まらず、放送による講話になってしまいました。今年の学校生活も皆さんには不便をかけるかもしれませんが、昨年皆さんの創意工夫で館力マッチを開催できたように、そして県内では4つ高校だけが実施したそうですが、修学旅行ができたように、感染をなるべく抑えるように皆で我慢しながら頑張っていきましょう。

 さて、新しい年の始まりなので、これまでに、2,3年生には、学年集会やクラスで話をしてきたことの繰り返しになるかもしれませんが、皆さんには2つのことを伝えたいと思います。
 1つ目は「全力でやったことの先にしか見えないものがある」ということ、2つ目は、「今の努力が未来の自分への贈り物」なんだということと、ということです。
 1つ目の「全力でやったことの先にしか見えないものがある」に関して言えば、昨今、一生懸命がんばること、全力を尽くす姿が格好悪いと思う人もいるかもしれませんが、皆さんには、人間としてごく当然であるはずの「努力する」という姿勢を、本校で貫いてほしいと思います。学習だけでなく、学校行事、部活動、進路目標、どんなことであれ、目標に向かって全力で努力する誠実な姿は、自分自身を高めるだけでなく、「夢を語り合える友」、つまり一生の友を作ることにも繋がります。
 2つ目は、「今の努力が未来の自分への贈り物」に関してです。
当たり前の事ですが、「今のあなたがあるのは、過去の自分の積み重ねです」。また、「未来の自分は今の自分の積み重ねの結果」です。過去の経験の中には、失敗したこともあるだろうし、思い通りにできたこともあるでしょう。そして今という時を考えるなら、もしかすると困難に直面している状況にいるかもしれません。過去や現在のそんな様々な経験を通して人は必ず成長していきます。思うようにいかない今の自分も含めて,すべてが大切なひとつひとつです。そうして積み上げた経験値と言えるものが、未来の自信につながります。未来の君は過去を懐かしく,そして誇らしく思えればいいのです。言い換えるなら、過去を振り返って見える自分に「よくやったね」と言ってあげられるかどうかを,自分自身に問いながら生活していただきたい。
 今ある世界が全てじゃないし,空白の未来には何の確約もありませんが、でも明らかにその二つが繋がっていることを忘れないで、ということです。
 
 さて、特にここからは、受験生である3年生に心して聞いて欲しいと思います。1,2年生も未来においては受験生です。大学受験は人生最初の試練といっても良いのかもしれません。
 「今の頑張りが未来の自分への贈り物」という言葉ですが、贈りものというと、とても嬉しいもののような気がしてしまいます。繰り返しになりますが、思うようにいったことも、そうでないことも、全部ひっくるめてが自分へのギフトだと思って欲しいというニュアンスを私は持っています。
 自分の頑張りと結果が比例すること。これはかなりの確率において、勉強そして受験においては実現しやすいことのように思います。
 実社会においては、頑張ってもすぐに結果がでないことの何と多いことでしょう。担任の先生に「そんな経験はありますか」と尋ねてみてください。必ず、「ある」と答えるでしょう。でも大学生や高校生でいる間はそんなことはもちろん分かりません。だからせめて受験では、“今の闘いなんて長い人生の中ではちっぽけなものなんだよ!”というニュアンスで肩の力を抜いて、緊張せずに、いつもの自分の力を出してきて、と思います。
”ちっぽけなもの“という表現は、この時期の3年生諸君にはちょっと気持ちがザラつく言葉かもしれませんが。
 高校生の君たちは、今、受験を一大事!と思っていると思います。もちろんそうに違いありません。でもこれから先に君たちを待っているのは頑張っても解決しない、むしろ答えのないモンダイの方が多いのです。そしてきっとその時君たちは振り返って思うはずです。「あの頃はよかったな。」と。
 振り返った人生に後悔がない人なんていないと思いますが、強いて言えば“過去を納得しているか、いないか”くらいは、自分の心のジャッジに引っかかってくる想いではないでしょうか。
 未来のひとコマにおいて、振り返った自分に「納得のいく過去を見せてやるぜ!」という気持ちで、ちょっと楽しみながら(それが無理なら、“あまり悲壮感を持たずに、あるいは気負はずに”)人生最初の試練を闘ってほしい。そんな気持ちをこめて今日は話しをしました。
 今年1年、下館一高生は、自分を大切に、仲間を大切に、貴重な高校生活を全力で楽しみましょう。
 未来の自分に「納得のいく過去を見せてやるぜ!」と言えるように。
 以上で講話を終わります。
校長室だより 12月7日
優秀作文の表彰式
優秀作文表彰
 本校2年生の女子生徒が警察庁主催の作文コンクールで賞を戴きました。
 彼女は,昨年本校で行われた犯罪被害者に関する講演会(道徳講演会)を聞き,今回表彰された作文を書いたそうです。昨年度なので私はこの講演を聴いていませんが,彼女が書いた作文から抜粋すると次のようなものです。
 「講師の娘さんは青信号を渡っていたのに,大型トラックにはねられ,命を落とすことになってしまいました。突然家族がいなくなるという悲しみ,そして事故に対する憤り,やるせなさ。そしてこういった悲劇を起こさないために私たちはどうすべきか」という視点で作文は締めくくられています。
 表彰の後,作文を読ませてもらいました。講演から学んだ様々な彼女の思いが伝わってきました。
掲載場所:[学校案内]-[校長挨拶]
校長室だより 11月13日
11月13日 ライフル射撃部関東大会出場と表彰式

ライフル部 女子2名が関東大会県予選「エアライフル立射60発」1位と2位になり関東大会出場を決めました。関東大会は神奈川県伊勢原市で今月22日に行われます。2人の中で1人は小学校で体験をして,館一でライフル射撃をやりたいと思って入学したそうです。またもう1人は高校で勧誘されてこの競技を始めたと語ってくれました。
75分の間に60発撃ちすべてが直径3センチの的に当たるそうです。集中力と姿勢を維持する筋力も必要になってくるのでしょうね。
2人の目標は「自己ベストの更新です」と語ってくれました。健闘を祈っています。
校長室だより 10月23日
軟式野球部関東大会出場壮行会

軟式野球部壮行会壮行会を行いました。例年体育館で全校生徒を集め行われていましたが,今年は朝SHR時に放送で行いました。主将の挨拶,生徒会長の挨拶と共に,私から激励の言葉を贈りました。以下その文章です。

軟式野球部の皆さん関東大会出場おめでとうございます。
 日頃の練習の成果が実を結んだ結果だと思います。本校は公立高校ですから,部活とグランドを共有しながらの空間的制約,また課外や模試といった時間的制約もある中よく頑張ったと思います。時々職員室の近くの階段から練習を見ますが,元気よく活動している姿が印象に残っています。
軟式野球部壮行会2 さて,今年は,新型コロナウイルスの影響で4月から3年生世代の大会は軒並み中止になってきました。そんな中で開催されるこの大会では,新しい生活様式を踏まえ実施されます。陰で支えるいろいろな方の努力があって開催されるということを心に刻んで,感謝の気持ちを持って大会に臨んでください。  
 初戦の相手である作新学院軟式野球部は全国軟式野球大会最多優勝回数を誇る軟式野球では全国一の名門校です。とはいえ相手も同じ高校生です。臆することなく自分たちの持てる力を存分に発揮してください。健闘を祈ります。
校長室だより 10月19日
2学年集会で校長講話を行いました
校長講話 2年生に向けて講話を行いました。「修学旅行を終えていち早く気持ちを切り替え,自分の進路に向かっての意識付け」という意味合いで,学年より依頼されたと思っています。
過去の進学校での学年主任の経験から,かつて生徒に向けて語りかけていたことを中心に話をしました。概要は以下の通りです。

①人生には予想もしないような困難が待ち受けることがあり,「何のために誰のために勉強するのか」を考えさせました。
②現在の社会状況では「高い志を抱いて地道に努力すること,目標に向かって根気強く頑張ること」に価値観を持ちにくい環境であるが,君たちにはリーダーとして人生のmissionがあると話をしました。
③「今の努力は未来の自分へのプレゼント」である。自分に後悔を残さない決断を
④大事なのは目標をしっかり持ち,折れない心を持つことが大事である。イチロー選手の小学校時代の作文を紹介して話をしました。
⑤It's now or never.  Nothing ventured, nothing gained.  Be a creator of the future.

2年生諸君,折れない心を持って,一歩踏み出そう!
校長室だより 10月8日
 生徒役員任命式新しい生徒会が発足し,本日任命状を各自に渡しました。本校で共に学ぶ仲間として全生徒のために活躍して欲しいと思います。
それに先立ち,選挙が行われました。以下は立ち会い演説会での校長挨拶です。下館一高生への熱い思いを書いてみました。

みなさん,こんにちは
 今日は生徒会役員立ち会い演説会です。放送による演説会は初めてのことだと思います。実際の顔が見えないというのは,何か物足りない気がしますが,新しい生活様式の一部と考えればしかたがないのかもしれません。生徒諸君はは各クラスで立候補者の画像を見る事ができるようです。このようにこれからは一事が万事いろいろ工夫してやっていくしかありません。
 まず,最初にこれまで生徒会として1年間活動してくれた前生徒会役員の皆さんに謝意を表したいと思います。4月以降コロナ下の状況で,行事のことや,新型コロナウイルスの感染防止に関する啓発活動など様々な事を考えてくれました。前会長はじめ役員の皆様ご苦労様でした。 
 今回は8人の生徒たちが,立候補しました。生徒会の役員に立候補したということは,この下館一高のことをよく考え,より充実したすばらしい学校にしたいという気持ちを強く持っているからだと思います。また,今年からは中学生も入学したので,新しい仲間として中学生のことも考え,彼らと共に生徒会活動を行っていかなければならないと思います。立候補したみなさんの勇気と意志に敬意を表したいと思います。
 さて,話は変わりますが,今年,日立一高生有志が,新型コロナウイルスに関することで,県立高校の休校の在り方などに関して茨城県知事に要望書を提出しました。わたしはこのニュースを初めて新聞で知ったときすごいと思いました。彼らは獲得した情報や知識を元に,自分で考え,友人たちと意見をまとめ,要望書という形で知事に提出しました。結果的にマスコミが取り上げたことで,世論を動かし,その結果知事の当初の方針は変わりました。同じ高校生としてこのことをどう考えますか?
生徒会

          一瞬だけマスクを外して記念撮影!

 今回立候補した諸君には,知識や情報を得るだけでなく,それらを活用し,意見をまとめ,他と協働しながらよりよい学校を,そして楽しい充実した学校生活を築くために活動していって欲しいと思います。生徒会役員に一番言いたいことはは教師に甘えることなく,自分たちで考え判断し,適切に行動してほしい,その発言と行動で生徒たちが主体的に動くようなリーダーシップが欲しい,そして学校を変えていって欲しい思います。
 有権者である生徒の皆さんに望むことが2つあります。1つは彼らの主張が適切なのかどうかを見極めて欲しい。そのために,彼らの主張が現状を正しく分析し,課題を適切に捉えているかどうかです。同時に当選後,彼ら生徒会がどういう活動をしているのかに注目していく事が大事です。2つ目は自分たちの楽しく充実した学校生活を送るために,生徒会まかせでなく,一人一人が学校をよくするために,自分に何ができるのかをしっかり考えて欲しいということです。かつてのアメリカ大統領J.F.ケネディはこう言いました。Ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country.
 生徒諸君もこの精神でお願いします。
  以上で挨拶とします。
 
校長室だより 10月5日
軟式野球部関東大会出場!
 先日行われた県大会で3位になり,本校軟式野球部は,10月23日から土浦で行われる秋季関東大会に出場を決めました。本校の部活動において,今年度に入ってからは初めての関東大会以上の出場になります。県大会では,準決勝では敗れましたが,3位決定戦で土浦日大高校に勝利し栄冠を掴みました。
 主将が本日報告に来てくれました。チームの特徴は打撃のチームということです。初戦の相手は栃木県代表の作新学院です。全国大会優勝の実績のある名門チームですが,臆せず頑張って欲しいと思います。
 選手諸君には,全力でプレーし,思い出に残る大会にして欲しいと思います。 私事になりますが,自分も平成16年には土浦一高で軟式野球部顧問として,県大会で優勝し,関東大会に出場した経験があります。関東大会で優勝できませんでしたが,3勝したのが良い思い出です。
    「全力を尽くした後にしか見えないものがある!」
校長室だより 9月29日
9月28,29日   「館力マッチ」が開催されました
 2日間にわたり,「館力マッチ」が開催されました。通常の年であるならば,本校ではクラスマッチが毎年行われ,さらに隔年で文化祭と体育祭(館力祭)が行われます。今年は,館力祭の年だったのですが,こういう状況下ですので,クラスマッチと館力祭の2つの行事を1つに合わせ短縮バージョンで行いました。今年入学した中学生も初日の午前中だけ参加しました。
 テーマは,「Get it Over  ~逆境の友が真の友~」です。行事がほとんどすべて取りやめになっている状況下でふさわしいテーマ設定ではないでしょうか。中学・高校時代に楽しいことも辛いことも分かち合った友人は一生付き合っているける友人になるでしょう。
 さて,競技の種目設定から運営に至るまで,この行事に携わる執行部が中心になって行いました。私は「全力を尽くしてやったことの後にしか見えないものがある」と生徒に言っています。どんな行事でも完全燃焼して,次のステップに進んで欲しいと思っています。特に,高校3年生にとっては,受験の前の最後の行事になります。彼らにとって思い出に残る2日間であったことを祈るばかりです。

校長室だより 8月24日
放送にて始業式校長講話を行いました。
 以下は概要です。

 「三浦春馬と想像力」の話(この文章は,高校教育課長秋本先生のご協力をいただきました。)
 夏休み期間中の8月15日,三浦春馬さんの遺作になったテレビドラマ,NHK『太陽の子』を視ました。ところで,8月15日は皆さん何の日だか知っていますか。この日を知らない若い世代が増えてきているのは無理の無いことかも知れませんが,日本人としては絶対に忘れてはならない日だと思います。75年前に日本が戦争に敗れ無条件降伏を受け入れた日ですね。この日には様々なメディアがこの話題を取り上げます。
 このドラマのストーリーは,「アインシュタインが来日した頃に生を受けた主人公(三浦さんの役は主人公の弟)が,アインシュタインに憧れて物理学を志し,京都帝大物理学研究室に入り,アインシュタインと親交のあった教授に師事します。その後,研究室は核爆弾開発を海軍から託され,科学者たちは完成した暁にはどうなるという想像力をはたらかせてジレンマに悶える…その姿がドラマのモチーフとなっています。」科学者達は,原子爆弾(ドラマでは原子力爆弾と言っていましたが)を作ればどういうことが起こるか,充分想像ができたわけですね。
 また,三浦さんは製作発表のコメントで,「僕たち俳優の仕事は想像力を皆様に届ける仕事ですし,この作品を通してみなさんが戦争というものを考える大きなきっかけになればと思っています。」と述べています。
 つまり,彼はドラマを見たら,想像力を働かせて戦争とはどういうものなのか,考えてくださいね。ということです。
 ここで,2回想像力という言葉が出てきました。
 ここから,想像力の話をしたいと思います。
 先行き不透明な時代,ましてや,この新型コロナウィルスによる感染症のことなど誰も思いもしないことが起きているこの時代,これからの皆さんの学びや生活に欠かせないのは,三浦さんもコメントで述べていた「想像力」,そして京都大学で原子爆弾作成を依頼された学生達の想像力です。
 この想像力を含め,私なりに考えた,これからを生きる皆さんの学びに,そして生活そのものに必要な重要な4つの力を述べたいと思います。
 まずは,自分が観察や調査等でインプットした情報と自分が学習したものを組み合わせて,どうなっている?・なぜ起きたのか?としくみなどを想像する「想像する力imagination」が大事です。次に,自分以外の人はどう思っているか?など人の気持ちを想像する「共感する力sympathy」,3番目には,これからどうなっていくのか?・どう社会に影響するのか?など未来を想像する「予測する力prediction」, 最後に,自分だったらどうしたいか?・どう活用するか?など自分軸を基に想像する「構想する力」です。
 ぜひ,学校で学んだ知識から「なぜ,どうなる」ということを想像し,他人と共感し,未来を予測し,自分だったらどうすると構想する力を養って欲しいと思います。
 アインシュタインの残した言葉に次のようなものがあります。
「教育とは,学校で学んだことを全て忘れた後でもなお自分の中に残っているものをいう。そして,その力を社会問題の解決のために活用できる自ら考え行動できる人間を育てることが 教育の目的である。」
皆さんはこの言葉をどういう風に解釈しますか? 想像力を膨らませて考えてもらえればと思います。
                 以下略

校長室だより 8月7日
分散型学校説明会を行いました。
 今週は来春の高校入試に向けた学校説明会を行いました。いつもの年なら生徒保護者1,000名近くを1日で開催していました。今年はこのような状況下ですので,5日間,各日3会場に分散し,生徒のみの参加で行いました。 説明の後,5時間目の授業を見学してもらい高校生活の雰囲気の一端を味わってもらいました。その後希望者は部活動も参加しました。以下は中学生向けの私の挨拶です。

 皆さんこんにちは。今日は夏休みの暑い中,本校に来てくれてありがとうございます。いつもの年だったら,保護者同伴のうえ1日で行う行事でしたが,特別に分散して生徒だけに行います。今日は,公共交通機関を使ったり,自転車を使って来た人もいると思います。その人達は実際に高校生になったときの通学方法が確認できてよかったのではないかと思います。
 さて,まず皆さん,机上にあるパンフレットの表紙を見てください。英語でDiscover your potential you have never imagined! とあります。文字通り訳せば「君が今まで想像したことのない自分の可能性(潜在能力)を発見せよ」となりますね。つまり,みんなの能力は無限大だけれど,ほとんどの人は自分の能力を過小評価していると思います。高校時代は,自分の夢をまだ持っていない人は,それを見つける3年間,そして自分の夢が見つかったならそれをかなえるために,努力する時期だと思います。そして下館一高は夢を追いかけ実現するために努力する集団がいる場所だと思っています。
 学校は,みんなの夢を実現するためにあらゆる機会を提供します。中身の濃い授業,定期的な進路面談,30近くある部活動,そして自分たちの手で創り上げる文化祭を始めとする学校行事,そして本校の売りの一つが海外への修学旅行を始めとする国際交流です。来年は高校2年生が英語を公用語であるマレーシアに行き,英語を使って企業訪問したり,探究活動をしてくる予定です。また,希望者にはオーストラリア語学研修,台湾には姉妹校があり交流を続けて行く予定です。皆さんにはグローバルな視点で物を考えられる人間になって欲しいし,国や地域の発展のために活躍できる人間になっていただきたい。
 このように本校では,皆さんが成長し夢を叶えるために,様々な機会を提供しますが,それを使って努力するのは皆さんです。ぜひ,志高い先輩や仲間がいる本校で学んでみませんか。本校は「自分の想像を超える自分に出会える学校」なのだと自信を持って言います。
 ところで,このあと授業を見学してもらいますが,今年は夏休み中の登校は,制服を含めて自由としました。本校は伝統的に「自由な雰囲気の学校」と言われています。生徒たちがどのような服装でいるのかにも注目してください。それと,わたしは今年20数校の中学校に訪問しましたが,中学校はどこも新しくきれいでした。それにたいして本校はこの建物が建って40年以上経ちます。汚れが目立つところもあります。修理が必要なところもありますが,決してそれだけで学校を判断しないでください。大事なのはどのような先生や友人と学ぶのかと言うことです。本校の先生方は皆さん親身になってみなさんの事を考えてくれます。ちなみに皆さんが入学した後に,おそくても2年生までには最新式のトイレに全面改修される予定です。また,体育館も全面改修されきれいになるということを言っておきたいと思います。
では,今日は,短い時間ですがよろしくお願いします。
校長室だより 7月12日②

野球部 県大会1回戦を見る

 打席 日曜日14時30分から,笠間球場で硬式野球部県大会1回戦が行われ見学しました。

試合は,序盤本校が連打を重ね,2対0でリードを取っていましたが,終盤になって突き放され9対3で敗戦という結果に終わりました。試合後,大会関係者から,すごく元気があって素晴らしいチームだったというコメントをいただきました。
 また,月曜日にキャプテンと副キャプテンと話をしました。彼ら曰く,「3年は人数が少なく,後輩に支えられた。最後の区切りとして試合ができたことには,様々な方に感謝をしている。次のステップに向けて励みになった。」というコメントをもらいました。
集合写真
 本校では,野球部だけでなく,様々な部の3年生が部活動を引退する時期になりました。
 すべての部活動の最後の試合を見に行けないのは残念です。3年生の皆さんは不完全燃焼な部分もあるでしょうが,全国の高校3年生が同じ思いを抱えながら,次のステップに向けて頑張ろうとしています。是非本校の3年生も受験という次の目標に向けてスタートを切ってください。
写真は保護者有志の方撮影です。ありがとうございます。)

校長室だより 7月12日①
吹奏楽部

グランテラス1周年 吹奏楽部・ダンス部発表を見る

  

日曜日11時から,筑西「道の駅」グランテラスで,本校吹奏楽部とダンス部による発表会があり,見に行きました。筑西市からステージ発表を依頼され,それに応えたものです。
 吹奏楽部は,三曲,「残酷な天使のテーゼ」「紅蓮華」「新宝島」を演奏しました。ダンス部は2曲披露しました。それぞれの公演ではステージの周りには多くの人が訪れ,終了後は盛大な拍手が送られました。

吹奏楽部の3年生はこの発表で引退だそうです。あとで吹奏楽部の部長や副部長に話を聞きました。来年の3月に現3年を交えて演奏会を開くそうです。それに向かって全員大学合格を目指して頑張ってください。吹奏楽部,ダンス部の皆さん,素晴らしいステージ発表をありがとうございました。

校長室だより 7月1日
贈呈式
 本校は昨年度に続き,今年度も公益財団法人日本教育公務員弘済会より「特色ある研究校」に選ばれました。県内では高校・特別支援学校で36校が指定されたそうです。
 本日,事務局の方が本校を訪問され,助成金の伝達式を行いました。例年だとこの伝達式は県内2カ所において県教育長が出席して行うそうですが,今年度はこのような状況ですので,各校で行われているようです。
贈呈式
 本校の研究テーマは,「ALTの新たな活用方法の研究」です。今年度附属中が開校したことにより,本校ではALTが2名勤務することになります。生徒の英語運用能力向上のための研究を行い,生徒に還元していきたいと思います。
校長室だより 6月23日
進路講演会 昨日7時限目に2学年主催の講演会があり,見学しました。講師はマイナビという会社の小久保さんという女性でした。最初の自己紹介で彼女は高校時代,陸上の短距離でインターハイで優勝したという経歴を披露しました。生徒たちは驚いて思わず拍手が起きました。
 講演のテーマは,①これからの社会で必要な力,②2年生の今からできること,というものでした。高校生と年齢が近く,実社会でキャリアを積んでいる人の話には説得力があったのではないでしょうか。おそらく教員も生徒に同じようなことを伝えていますが,違った角度から言われると,腑に落ちる部分もあるものです。
 さて,先ほどのテーマの回答は,①については,「何をすべきかを自ら考え,変化に対応しやり抜く力」と伝えてくれました。働いていると実感できる言葉ですね。変化に対応し,学び続けることはどんな仕事においても必要になってきます。②については,勉強でもそれ以外の生活でも,「主体性」「実行力」「柔軟性」が肝要と伝えてくれました。彼女は,高校時代1日20個ゴミを拾うという目標を立てたそうです。講演の後,校長室で短時間彼女と話をしたのですが,それが勉強にも部活にも繋がると言っていました。なぜなら,
進路講演会Creativity is just connecting things. When you ask creative people how they did something, they feel a little guilty because they didn't really do it, they just saw something. It seemed obvious to them after a while. That's because they were able to connect experiences they've had and synthesize new things. And the reason they were able to do that was that they've had more experiences or they have thought more about their experiences than other people. ... (Steve Jobs)
(2年生は上の文章を和訳して校長室まで来てください。お話ししましょう。)

校長室だより 6月22日
ライフル射撃場茨城県営射撃場を訪問しました。
 先日(6月19日),本校のライフル射撃部の外部指導者である多田尚克氏に委嘱状を手交するため茨城県営ライフル射撃場を訪れました。それは桜川市の山裾にあり,生徒たちは学校が終わると,保護者の迎えの車などで移動するそうです。本校生の他にも下館二高生や下妻二高生などが練習を行っていました。また近隣の中学生も練習に参加していてびっくりしました。

 多田氏とお話をする事ができました。彼の教え子の中には,日本代表選手や茨城県の代表選手も数多くいて,都内の有名私立大学に進学し,大学でもこの競技を続ける生徒も多いようです。また高校卒業後に警察官などになる生徒もいるようです。

 この日は,エアライフルを見学させてもらいました。この種目は,かなり重い銃を持ち,10メートル先の標的を狙うわけですが,この標的は何と直径3センチしかなく,真ん中の的は5ミリです。この標的に向かって,75分間で60発を撃って得点を競うそうです。75分間という長時間ですから,集中力の他にも体幹の強さなどが求められる競技だと思います。

 今年は国体もなくなり,3年生は残念でしたが,来年2年生が全国大会を狙って頑張っていると聞きました。是非夢を叶えてください。

校長室だより 6月12日
校長講話
  3年生の集会に行き話をさせてもらいました。6月とはいっても,一斉登校が始まったばかりで,例年で言えば4月と同じ状況です。本当に3年生は入試に関して言えば,入試制度変更騒ぎに始まり,この新型コロナウィルスの影響に至るまで翻弄され続けてきました。しかしこの試練を乗り越えて,自分の夢を叶えるために受験を頑張って欲しいと思い彼らを励ましました。
生徒の様子 彼らに伝えたかったことは,①「自分の人生は他人任せにしない,後悔のない生き方をして欲しい」②「夢は叶えるためにあるのだということ」③「受験は団体戦である」ことです。イチローが小学生の時に書いた作文や,渋沢栄一の話を織り交ぜながら,本来であれば60分以上で話す内容を約10分で話しました。上手く思いが伝わってくれれば良いなと思いました。 
 ♫その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
  おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな ♫
校長室だより 6月9日
集合写真
 昨日から全校生徒一斉登校になりましたので,前々から考えていた生徒会役員との懇談会を行いました。
 3密を避けるということと授業・部活があるので,少人数で昼休みに行いました。出席してくれたのは,会長の篠﨑君と副会長の濱野さんです。
 テーマは,①新しい生活様式での学校生活について,②学校の魅力・PRについて,③附属中との連携について,です。
 ①については,生徒の意識の実態は,不安に思っている人もいるが,「以前と同じ生活様式ではない」という思いは低いのではないか,という意見がありました。生徒側から啓発活動を行って欲しいと要請し,今後生徒会役員でできる事を話し合ってくれるそうです。
懇談会の様子 ②については,学校のPRについて生徒目線で様々な意見を言ってくれました。参考になる面も数多くあり,今後のPR活動に活かしていきたいと思いました。
 ③については,中学生だけでなく高校1年生との対面式もできずに臨時休校になってしまい,何らかの交流を考えていると語っていました。学校側もできる限りサポートしていければと思っています。
 二人には,今日の懇談の内容を生徒会役員全員で共有して欲しいとお願いしました。またこの機会を持ちたいと提案して第1回を終わりました。彼らには残りの生徒会役員の任期期間はわずかしかありませんが,本校のために頑張って欲しいです。
校長室だより 6月8日
一斉授業開始本日より,全校生徒一斉登校による授業が始まりました。朝のSHR時には,私と養護教諭から放送により全クラスに話をしました。私の話の概要は,

① 一番大事なことは,正しく理解し正しく恐れること。

② 集団でいることが不安でしかたがないという人もいる。確かに目に見えないウイルスですから,誰が感染しているかわからないという状況である。それは不特定多数の集団で3密になることで非常にリスクが上がる。

③ 学校というのは,特定されている集団であり,教職員と生徒全員が毎朝健康チェックをしているという前提で学校生活を送ることになっている。この前提がある限りリスクはかなり下がる。

食事風景
④ ③を実現するには,皆さんが不特定多数の会合やイベントに参加していない,未だに感染者が多数出ている地域,例えば東京に不要不急の外出をしていないという前提条件に立っている。

 最後に,800人以上の集団で生活を共にするのだから,ぜひ,学校で示されたガイドラインに沿った生活をして欲しい。そうすればむやみに怖がることはない。充実した学校生活を送れるよう全員が注意して生活し,また,登下校や町中でも新しい生活様式と呼ばれるルールをしっかり守る。何か不安を抱えていたら是非先生やカウンセラーの先生に相談してください,という内容でした。

 また,中学生は給食が始まりました。生徒の皆さんは小学校からずっと給食を食べていましたが,私を含めて附属中の先生方は,ほとんど全員が初めての給食でした。おいしくいただきました。
校長室だより 5月25日

分散登校開始 クラスを半分ずつに分けてですが、いよいよ本日より授業が再開されました。4月13日以来の授業です。この間、学校はオンラインでの授業、授業動画公開、課題等で対応してきました。またオンライン上でのSHRやクラスによってはLHR等も行ってきました。

 でも、対面での授業は教師側からすれば生徒の反応を見ることができるのが最大の利点でしょう。午前中1時間目の授業を各クラス見せていただきました。対話的な活動等が制約されているので、教師の一方的な授業になりがちですが、徐々に制約がなくなって本来の授業の形に早く戻っていければいいと強く思っています。

生徒諸君にはルールを守って学校生活をエンジョイしてください。特に3年生は残りの高校生活を悔いのないものにしてください。